歴史的な建造物だけが、特別な存在として残っているわけではない。御所南には、昔から日々の暮らしを支えてきた八百屋や豆腐屋、お茶屋などが今も点在する。毎日の食卓に必要なものを、近所を歩きながら買うことができる。
この辺りを歩いていると、通りを一本移るだけで街の表情が少し変わる。昔ながらの店があるかと思えば、新しい雑貨屋やカフェも現れる。特に目的を決めずに歩いていても、なかなか飽きることがない。


・ 家具の街。夷川通
中でも夷川通は、古くから家具の街として知られてきた場所だ。
昔ながらの家具店が残る一方で、現代の家具や照明、インテリアを扱う店も並ぶ。休日に特に目的もなく歩いていても、気になる椅子を見つけたり、家に置きたい照明に出会ったりする。
古いものを残しながら、新しいものも受け入れていく。そんな京都らしい時間の流れが、ここにもある。

